北陸新幹線は往復割引できる?フリー切符でお得にする方法も紹介
北陸新幹線に乗って旅行や出張を考えているときに、往復割引が使えたらいいなと思うことはないでしょうか。
このページでは、北陸新幹線を使って往復割引するやり方があるかどうかを解説します。
北陸新幹線のみの区間では往復割引ができない
北陸新幹線は東京駅から敦賀駅までの区間を走っています。以前は金沢駅まででした。
東京駅から金沢駅だと往復割引するための条件である片道601km以上を満たしていません。
敦賀駅まで延伸したことにより、東京駅から金沢駅を経由して敦賀駅まで行けるようになりましたが、それでも581.2kmなので往復割引には距離が足りないんですよね…。
乗車券の区間を伸ばせば往復割引できる
往復割引は、乗車券のみが対象です。
そのため、乗車券の区間だけ伸ばして片道601km以上にすれば1割引が適用できて、結果的に節約できる方法もありますよ。
例えば、東京から金沢を経由して敦賀駅が目的地なら、高月駅までの乗車券を買うことで片道601.5kmにできるので往復割引の対象にできます。その場合の乗車券は片道9,790円です。
東京から敦賀駅の乗車券が9,130円なので往復割引を考えると、高月駅までの乗車券を買うほうがお得になります。
乗車券の区間 | 片道の通常運賃 | 往復の乗車券運賃 |
---|---|---|
東京〜敦賀 | 9,130円 | 18,260円 |
東京〜高月 | 9,790円 | 17,620円 |
高月駅までの往復割引を適用させた乗車券を買っていると、片道あたり8,810円となってお得です。
観光のことも考えるなら、乗車券運賃が同じ長浜駅までの乗車券を買うのもありですよ。黒壁スクエアなどの観光地がありますからね。
大人の休日倶楽部会員限定の北陸フリーきっぷがある
大人の休日倶楽部会員限定ですが、北陸新幹線の往復やフリーエリア乗り放題の「北陸フリーきっぷ」もあります。
発売期間 | 2024/2/16〜2025/3/30 |
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有効期間 | 2024/3/16〜2025/4/3 |
有効期間 | 連続する4日間 |
料金 | 東京〜北陸フリーエリア:24,000円 川口・戸田公園~大宮〜北陸フリーエリア:23,000円 |
座席の種類 | 普通車指定席・自由席 |
乗車券の往復割引とは違いますが、結果的に往復料金が割引できるお得な切符ですね。
50歳以上であれば、北陸フリーきっぷもおすすめです。
往復割引切符ではないけど、往復で割引する方法
もう1つ、JR・新幹線の往復割引とは違うのですが、結果的に往復の料金を割引できる方法を紹介しますね。
日本旅行のJR+ホテルパックを使うことで、往復の北陸新幹線切符とホテル宿泊がセットになっている商品が買えます。
安いところだと往復の北陸新幹線切符とほぼ同じ料金でホテルも泊まれるので、明らかに安くてお得です!