JR乗車券の有効期限とは?往復切符の有効期間も紹介
JRの乗車券を買うと、「〜月〜日から〜月〜日まで」有効という感じで、使える期限が表示されています。
▼以下の写真のような感じですね。

JRの乗車券を使うときに、何日有効なのか気になるのではないでしょうか。
このページでは、JRの乗車券に書かれている有効期限について解説していきます。
乗車券には有効期限が設定される
JRの乗車券は、営業キロが片道100キロ(km)までであれば有効期限は1日のみですが、101キロ以上になると2日以上使えるようになります。
JRの営業キロごとに有効期限のルールが決まっているので、以下で一覧にまとめました。
乗車券がいつまで使えるのか知りたいときは参考にしてみてくださいね。
営業キロ | 有効期間の日数 |
---|---|
200キロまで | 2日 |
400キロまで | 3日 |
600キロまで | 4日 |
800キロまで | 5日 |
1000キロまで | 6日 |
200キロごとに有効期限の日数が1日ずつ伸びていきます。
201キロの乗車券を持っている場合は3日間有効になりますよ。
たとえば4月1日から4月4日に使える乗車券を持っている場合、この期間内であればいつからいつまで乗車・下車しても大丈夫です。
あとで紹介しますが、乗車券の区間内であれば途中下車しても大丈夫ですよ。
有効期限が2日以上の乗車券は日をまたいで使える
有効期限が2日以上ある乗車券は、日をまたいで使えます。
たとえ乗車中に有効期間を経過してしまっても、途中下車をしない限りは券面に表示された最終駅まで利用できますよ。
往復で乗車券を買うと倍の日数になる
先ほどは片道乗車券の有効期限を紹介しましたが、往復で乗車券を買うと、もちろん片道の倍の日数になります。
有効期限が4日間ある乗車券を往復で買うと、合計で8日間も使えますよ。
601キロを超えると往復割引の対象になる
おまけ的な情報ですが、片道601キロ以上の区間の乗車券を買うときは往復割引が適用されて、「ゆき」「かえり」の乗車券がそれぞれ1割引にできます。
片道601キロ以上にもなると、乗車券の運賃だけでもかなり高くなるので、1割引になったときの割引額は意外と大きいです!

乗車券の有効期限内であれば途中下車もできる
乗車券の有効期限内でかつ、区間内であれば途中下車もできます。
途中下車とは、駅の改札を出ることです。
最初に紹介した写真の「新潟から札幌」までの乗車券を例にすると、新青森駅や新函館北斗駅・白老駅・東室蘭駅・苫小牧駅などで途中下車するといった使い方ができますね。
この「新潟から札幌」の乗車券を使ったときは、弘前駅・苫小牧駅で途中下車して周辺で宿泊しました。
有効期限内の乗車券を使って途中下車すると、日をまたぐこともできるので便利です。
