JR九州の特急列車と観光列車一覧・運行区間や特徴なども紹介

JR九州にはさまざまな特急列車があります。

このページでは、JR九州の特急列車についてまとめてみました。

目次

JR九州の特急列車一覧

JR九州の特急列車を簡単にまとめてみました。

観光列車の一覧

まず、観光列車として親しまれている列車が以下の通り。

  • 36ぷらす3
  • 或る列車
  • 特急 ゆふいんの森
  • 特急 A列車で行こう
  • 特急 かわせみ やませみ
  • 特急 あそぼーい!
  • 特急 指宿のたまて箱
  • 特急 海幸山幸
  • 特急 かんぱち・いちろく
  • おれんじ食堂
  • ふたつ星4047
  • 南阿蘇鉄道
  • しまてつカフェトレイン

一般的な特急列車の一覧

この他に、以下のような特急列車があります。

  • 特急 リレーかもめ
  • 特急 ソニック
  • 特急 みどり
  • 特急 ハウステンボス
  • 特急 にちりん・にちりんシーガイア
  • 特急 きりしま
  • 特急 かいおう
  • 特急 きらめき
  • 特急 ひゅうが
  • 特急 ゆふ
  • 特急 あそ
  • 九州横断特急

ここからは、それぞれの特急列車について詳しく見ていきましょう。

寝台列車や新幹線も紹介していきます。

JR九州の観光列車たち

36ぷらす3

36ぷらす3は、九州全県をめぐるD&S列車です。

運行区間は以下の通り。

  • 月曜日:博多〜佐世保、佐世保〜博多
  • 木曜日:博多→熊本→鹿児島中央
  • 金曜日:鹿児島中央〜宮崎
  • 土曜日:宮崎空港・宮崎〜大分・別府
  • 日曜日:大分・別府〜小倉・博多

曜日によって異なる5つのルートが楽しめます。

1号車から3号車まではグリーン個室、4号車は体験やイベント用のマルチカー、5号車と6号車はグリーン席になっていますよ。

3号車にはビュッフェコーナーがあり、九州ならではの軽食やオリジナルグッズなどが購入できます。

或る列車

或る列車は、九州鉄道ブリル列車をモチーフにしています。

黒とゴールドを基調としたデザインが特徴です。

博多駅〜由布院駅間を1往復する列車で、主に土日のみ運行しています。(時期によっては月曜日も運行)

1号車は2名席や4名席が設置されていて、2号車は個室タイプの座席になっていますよ。

車内では、軽食やスイーツなどのコース料理を楽しむことができます。

特急 ゆふいんの森

特急 ゆふいんの森は、グリーンの車体が印象的な列車です。

4両編成のゆふいんの森I世と5両編成のゆふいんの森Ⅲ世、2種類の車両がありますよ。

運行区間は博多〜由布院・別府です。

1号車や4号車には展望席があり、景色を眺めながら列車旅が楽しめます。

車内販売ではお弁当やスイーツ、限定グッズなどを取り扱っていますよ。

九州ネットきっぷを利用すると安くできるのでお得です。

特急 A列車で行こう

特急 A列車で行こうは、16世紀の南蛮文化をテーマにした2両編成の列車で全車指定席になっています。

運行区間は熊本〜三角です。

1号車にはバーカウンターやソファのあるフリースペース、2号車には3〜4名用のボックスシートやキッズチェアが用意されていますよ。

車内販売ではアルコールやソフトドリンクのほか、軽食やオリジナルグッズなども取り扱っています。

特急 かわせみ やませみ

特急 かわせみ やませみは、球磨川の翡翠色をイメージした2両編成の列車です。

全車指定席になっていて、リクライニングシート式の座席のみインターネット列車予約で予約できます。

運行区間は熊本〜阿蘇・宮地です。

1号車にはテーブル席やカウンター席、2号車にはやませみベンチシートや4人で予約可能なソファー席などがありますよ。

車内販売もあり、アルコール・ソフトドリンク・軽食・お弁当などが購入できます。

特急 あそぼーい!

特急 あそぼーい!は、親子で楽しむ鉄道の旅をテーマにした4両編成の列車です。

JR九州のキャラクター「くろちゃん」をデザインした車体が特徴ですよ。

運行区間は熊本〜大分・別府です。

1号車と4号車にはパノラマシートやカウンターベンチ、2号車にはボックスシートやベンチシート、3号車には白いくろちゃんシート(親子シート)やくろクラブ(子ども用フリースペース)などが用意されていますよ。

3号車にあるビュッフェコーナーでは車内販売を利用することができ、お弁当・軽食・飲み物などが購入できます。

きっぷを購入するときは、九州ネットきっぷを利用するとお得です。

特急 指宿のたまて箱

特急 指宿のたまて箱は、全車両指定席の2両編成の列車です。

玉手箱を開ける前後の浦島太郎の髪をモチーフにした外観が特徴ですよ。
車両の海側が「白」、山側が「黒」というデザインになっています。

運行区間は、鹿児島中央〜指宿です。

1号車にはカウンター席や3〜4名用のボックスシート、2号車にはソファー席やキッズチェアなどが用意されていますよ。

車内販売もあり、お弁当・飲み物・スイーツ・オリジナルグッズなどが購入できます。

特急 海幸山幸

特急 海幸山幸は、木のおもちゃ箱をテーマにした2両編成の列車です。

飫肥杉を使用した温もりのあるデザインになっていますよ。

運行区間は宮崎〜南郷です。

1号車にはサービスカウンターやギャラリーコーナー、2号車には展望スペースやソファー席などが用意されています。
2号車には一部自由席もありますよ。

サービスカウンターでは車内販売を利用することができ、お弁当・飲み物・スイーツ・オリジナルグッズなどが購入できます。

特急 かんぱち・いちろく

特急 かんぱち・いちろくは、ゆふ高原線の風土をあじわうことをテーマにした列車です。

3両編成で全車グリーン席になっています。

運行区間は以下の通り。

列車名運行区間運行日
特急かんぱち号博多〜由布院・大分・別府月・水・土
特急いちろく号 別府・大分・由布院〜久留米・博多火・金・日
特急かんぱち・いちろくの運行区間と運行日

車内では、運行日ごとに異なるお弁当が楽しめます。

1号車にはソファ席、2号車には共用スペースのラウンジ杉、3号車には2~4名で利用できるボックス席や畳個室などが用意されていますよ。

車内販売では、軽食・飲み物・オリジナルグッズなどが購入できます。

おれんじ食堂

おれんじ食堂は、九州西海岸を眺めながらスローライフな旅を楽しむことをコンセプトにした観光列車です。

新八代〜川内間を運行しています。

車内では、沿線の旬な食材を使った料理が楽しめますよ。

1号車はダイニング・カー、2号車はリビング・カーになっています。

ふたつ星4047

ふたつ星4047は、西九州の海めぐりをコンセプトにした観光列車です。

武雄温泉〜長崎を運行しており、午前便と午後便で運行ルートが異なります。

車両は3両編成になっていて1号車と3号車が指定席、2号車がラウンジカーになっていますよ。

2号車では車内販売も行っていて、軽食やオリジナル商品などが購入できます。

南阿蘇鉄道

南阿蘇鉄道は、高森〜立野間を走行するトロッコ列車です。

3月~12月の土日祝と春休み期間・ゴールデンウィーク・夏休み期間に運行していますよ。

全車指定席なので事前予約が必要です。

しまてつカフェトレイン

しまてつカフェトレインは、諫早〜島原港を走る観光列車です。

車内では地元グルメやスイーツが味わえるようになっていて、月によって異なるメニューが楽しめますよ。

座席は4人掛けのボックスシートになっていますが、1人でも乗車可能です。

JR九州の特急列車たち

特急 リレーかもめ

特急リレーかもめ

特急 リレーかもめは、8両編成の787系と6両編成の885系が使われています。

運行区間は博多~武雄温泉です。武雄温泉からは西九州新幹線に接続しています。

座席は以下の通り。

列車号車座席
885系リレーかもめ1号車グリーン席・指定席
2〜3号車指定席
4〜6号車自由席
787系リレーかもめ1号車 グリーン車
2~4号車指定席
5~8号車自由席
特急リレーかもめの号車と座席

自由席・指定席・グリーン車が用意されているので、好きな席を選ぶことができます。

ただし、車内販売やグリーン車サービスは行っていません。

特急 ソニック

特急ソニック

特急 ソニックは、「音速」という意味を持つ制御振り子付きの列車です。

丸みを帯びた885系(白いソニック)とロボットのような883系(青いソニック)が車両として使われています。

運行区間は以下の通り。

  • 博多〜大分
  • 博多〜大分〜佐伯
  • 博多〜柳ヶ浦

自由席・指定席・グリーン車が用意されていて、グリーン車にあるパノラマキャビンでは運転台を眺めることができますよ。

車内販売やグリーン車サービスは行っていないため、事前に軽食や飲み物を買っておくことをおすすめします。

特急 みどり

特急みどり

特急 みどりは、783系と885系の車両を使用した特急列車です。

武雄温泉駅で新幹線かもめと対面接続をしている車両に関しては、みどり(リレーかもめ)という名前で運行されていますよ。

運行区間は博多~佐世保です。

自由席・指定席・グリーン車が用意されています。

車内販売・グリーン車サービスはありません。

特急 ハウステンボス

特急 ハウステンボスは、オレンジの車体が印象的な列車です。

運行区間は博多~ハウステンボスで、長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」にアクセスしやすくなっていますよ。

自由席・指定席・グリーン車が用意されていて座席が選べます。

車内販売やグリーン車サービスは行っていません。

特急 にちりん・にちりんシーガイア

特急 にちりん・にちりんシーガイアは、787系の車両を使用した列車で4両編成と6両編成があります。

運行区間は以下の通り。

  • 博多・小倉~宮崎空港
  • 大分~佐伯・宮崎(南宮崎・宮崎空港)

自由席・指定席・グリーン車が用意されていて座席が選べますよ。

6両編成の列車にはDXグリーンとグリーン個室が連結されています。

車内販売やグリーン車サービスはありません。

特急 きりしま

特急 きりしまは、787系の車両を使用した4両編成の列車です。

宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島山が名前の由来になっていますよ。

運行区間は宮崎・国分~鹿児島中央です。

座席は自由席・指定席・グリーン車から選べます。

車内販売やグリーン車サービスは行っていません。

特急 かいおう

特急 かいおうは、787系の車両を使用した6両編成の列車です。

大相撲力士である元大関・魁皇(かいおう)の四股名が愛称の由来になっていますよ。

運行区間は直方~博多です。

自由席・指定席・グリーン車があり、1号車にはDXグリーンも用意されています。

車内販売やグリーン車サービスはありません。

特急 きらめき

特急 きらめきは、787系と783系の車両を使用した列車です。

門司港・小倉〜博多間を運行していますよ。

座席は自由席・指定席・グリーン車がありますが、自由席の割合が多くなっているのが特徴です。
一部列車にはDXグリーンも用意されています。

車内販売やグリーン車サービスは行っていません。

特急 ひゅうが

特急 ひゅうがは、787系の車両を使用した列車で4両編成と6両編成で運行されています。

宮崎県の令制国名「日向国(ひゅうがのくに)」が列車愛称の由来になっていますよ。

運行区間は延岡~宮崎(南宮崎・宮崎空港)です。

自由席・指定席・グリーン車が用意されていて、6両編成の列車にはDXグリーンやグリーン個室もあります。

車内販売やグリーン車サービスはありません。

特急 ゆふ

特急 ゆふは、博多〜大分・別府間を運行する特急列車です。

大分県由布市にある由布岳が列車愛称の由来になっていますよ。

2両編成の列車になっており、指定席と自由席が選べます。

車内販売やグリーン車サービスは行っていません。

特急 あそ

特急 あそは、熊本~宮地間を運行する特急列車です。

2両編成になっており、指定席と自由席が選べます。
グリーン車はありません。

また、車内販売やグリーン車サービスもないので気をつけましょう。

九州横断特急

九州横断特急は、熊本〜別府間を運行する特急列車です。

キハ185系気動車の車両を使用した2両編成になっていますよ。

指定席と自由席が用意されていて、グリーン車はありません。

車内販売やグリーン車サービスも行っていないので注意しましょう。

JR九州の寝台列車

ななつ星 in 九州

ななつ星 in 九州は、周遊型の臨時寝台列車です。

霧島コース・雲仙コース・九州周遊コースの3つから区間を選べます。

列車は7両編成になっていて、ラウンジ・サロン・茶室などが併設されていますよ。

各部屋にはシャワーやトイレが完備されているため、ゆっくりと列車旅を楽しめます。

JR九州の新幹線

800系

800系は、白の車体に金色と赤色のラインが入った列車です。

西陣織をモチーフにした座席や八代い草を使った縄のれんなど、和の雰囲気が漂う車内になっていますよ。

運行区間は博多〜熊本〜鹿児島中央です。
主に、さくら・つばめとして運行しています。

車内販売・グリーン車サービスはありません。

N700系

N700系は、青磁のような青白い車体が印象的な列車です。

運行区間は新大阪〜鹿児島中央です。
九州新幹線では、みずほ・さくら・つばめとして運行しています。

座席は自由席・指定席・グリーン車から選べますよ。

車内販売・グリーン車サービスは行っていません。

N700S系

N700S系は、西九州新幹線のかごめとして運行している列車です。

白い車体に赤色のラインが入ったデザインが特徴ですよ。

運行区間は武雄温泉~長崎です。

座席は自由席・指定席・グリーン車から選べます。
すべての座席にコンセントがついているので利用しやすいですよ。

車内販売やグリーン車サービスはありません。

特急ソニック

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この記事を書いた人

電車旅が好きです。新幹線の中で食べる駅弁はもっと好きです。よく使うのは北陸新幹線、推しは東北新幹線。

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