東海道新幹線のぞみ・ひかり・こだまの違い比較や特徴まとめ
東海道新幹線には、のぞみ・ひかり・こだまの3種類の列車があります。
それぞれ停車駅や車両設備が異なるので、どういう列車なのか知っておくと目的に合わせて使い分けられますよ。
このページでは、のぞみ・ひかり・こだまの違いや特徴についてまとめてみました。
のぞみ・ひかり・こだまの違いを比較
のぞみ・ひかり・こだまの違いを一覧表にしてみました。
特徴 | のぞみ | ひかり | こだま |
---|---|---|---|
所要時間(東京〜新大阪) | 約2時間27分 | 約2時間54分 | 約3時間54分 |
車両 | N700系・N700A・N700S | N700系・N700A・N700S | N700系・N700A・N700S |
自由席 | ◯ | ◯ | ◯ |
指定席 | ◯ | ◯ | ◯ |
グリーン車 | ◯ | ◯ | ◯ |
グランクラス | × | × | × |
車内販売 | ◯ | ◯ | × |
のぞみの指定席は、ひかり・こだまよりも料金が高くなっています。
自由席の料金はどの列車も同額です。
東海道新幹線「のぞみ」の特徴
のぞみは東海道新幹線の中で最も速い列車
のぞみは、東海道新幹線の中で一番速い列車です。
東京駅から新大阪駅までの所要時間は約2時間27分かかりますよ。
のぞみの東海道新幹線としての停車駅は以下の通り。
東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪
停車駅が少なめなので、新大阪まで最速で行きたいときにぴったりの列車です。
自由席・指定席・グリーン車が選べる
のぞみは、自由席・指定席・グリーン車から席が選べます。
それぞれの座席がある号車は以下の通り。
座席の種類 | 各座席がある号車 |
---|---|
自由席 | 1〜3号車 |
指定席 | 4〜7号車、11〜16号車 |
グリーン車 | 8〜10号車 |
基本的に16両編成で運行していて、指定席の割合が多くなっていますよ。
ゆっくり座りたいのであれば、指定席やグリーン車を予約しましょう。
グリーン車で車内販売がある
のぞみでは、グリーン車のみ車内販売があります。
グリーン車の座席に設置されたQRコードから食事や飲み物を注文できる「東海道新幹線モバイルオーダーサービス」が利用できますよ。
自由席や指定席には車内販売がないので注意しましょう。
東海道新幹線「ひかり」の特徴
ひかりは列車によって停車駅が異なる
ひかりは、のぞみよりも停車駅の多い準急タイプの列車です。
東京駅から新大阪駅までは約2時間54分かかりますよ。
停車駅は以下の通り。(一部列車は通過区間あり)
東京、品川、新横浜、(小田原)、(熱海)、(三島)、(静岡)、(浜松)、(豊橋)、名古屋、(岐阜羽島)、(米原)、京都、新大阪
列車によって停車パターンが異なるので、事前に確認しておくと安心です。
自由席・指定席・グリーン車がある
ひかりは、自由席・指定席・グリーン車から選べます。
それぞれの座席がある号車は以下の通り。
座席の種類 | 各座席がある号車 |
---|---|
自由席 | 1〜5号車 |
指定席 | 6〜7号車、11〜16号車 |
グリーン車 | 8〜10号車 |
自由席は予約なしでも利用できます。
グリーン車のみ車内販売がある
ひかりでは、グリーン車で車内販売を行なっています。
東海道新幹線モバイルオーダーサービスとして、グリーン車の座席にあるQRコードから食事や飲み物を注文することができますよ。
自由席や指定席には車内販売がありません。
東海道新幹線「こだま」の特徴
こだまは各駅停車タイプの列車
こだまは、各駅停車タイプの列車です。
東京駅から新大阪駅までは約3時間54分かかりますよ。
停車駅は以下の通り。
東京、品川、新横浜、小田原、熱海、三島、新富士、静岡、掛川、浜松、豊橋、三河安城、名古屋、岐阜羽島、米原、京都、新大阪
東海道新幹線の全駅に停車するので、のぞみやひかりが通過する駅を利用したいときに向いています。
自由席・指定席・グリーン車が選べる
こだまは、自由席・指定席・グリーン車から選べます。
それぞれの座席がある号車は以下の通り。
座席の種類 | 各座席がある号車 |
---|---|
自由席 | 1〜6号車、13〜16号車 |
指定席 | 7号車、11〜12号車 |
グリーン車 | 8〜10号車 |
自由席の割合が多くなっているので、座席を予約しなくても利用しやすいです。
車内販売はない
こだまでは、車内販売を行なっていません。
売店で食べ物や飲み物を購入してから乗車することをおすすめします。