札幌市電でSuica・ICOCA・PASMOなどの交通系ICカードは使えるの?
札幌の路面電車である「札幌市電」に乗車するときに、交通系ICカードのSuica・ICOCA・PASMOなどが使えるかどうか気になるかと思います。
このページでは、札幌市電の交通系ICカード事情を解説します。
札幌市電で使える交通系ICカード
早速結論ですが、札幌市電が走っている区間では問題なく交通系ICカードが使えます。
札幌市電に乗るときに使える交通系ICカード以下の通り。
- SAPICA
- Kitaca
- Suica
- PASMO
- TOICA
- manaca
- ICOCA
- PiTaPa
- SUGOCA
- nimoca
- はやかけん
主要な交通系ICカードはひと通り使えますよ。
モバイルSuica・モバイルPASMO・モバイルICOCAでも問題なく札幌市電に乗れます。
Suicaも問題なく使えます
札幌市電に乗るときに、Suicaが使えるかどうかが一番気になると思いますが、何の問題もなく使えますよ。
私も札幌市電にSuicaで何度も乗車したことがありますが、下車時にICカード読み取り部にタッチすれば大丈夫です。
モバイルSuicaでも札幌市電に乗車できます。今回、札幌市電に乗ったときはモバイルSuicaを使いました。
PiTaPaは事前のチャージが必要
また、PiTaPaを使って札幌市電に乗車するときは事前にチャージが必要です。
チャージなしで後払い(ポストペイ)にする乗り方はできないので注意しましょう。
SAPICA(サピカ)が使えてお得!
札幌市電ならではの交通系ICカードだと、SAPICA(サピカ)があります。
SAPICAは札幌エリアの地下鉄・市電・バスなどで使える交通系ICカードです。
よく札幌に行く・札幌に住んでいる場合は他の交通系ICカードよりもSAPICAを使うほうがお得になりますよ。
その理由が以下の通りです。
- 乗車運賃の3%がポイントになる
- 貯まったポイントで乗車できる
- (面倒ですが)クレジットカードでオートチャージ設定できる
SAPICAを使う一番おすすめな理由が乗車運賃の3%分のポイントが貯まることです。200円の区間だと6ポイント貯まります。(小数点以下切り捨て)
以前は10%で信じられないほどお得だったんですが、3%でもお得なことに変わりはないので、札幌市電をよく使うならSAPICAを持ってるほうが節約になります。
市電・バスとの乗り継ぎ割引が使える
札幌市電に交通系ICカードで乗車したとき、そのあとで市電やバスに乗り換えた場合に乗り継ぎ割引が適用される区間があります。
SAPICAだけでなく、Suica・ICOCA・PASMOなど先ほど一覧で紹介した交通系ICカードも乗り継ぎ割引ができますよ。
札幌市電と札幌市営地下鉄の乗り継ぎ割引に対応している駅の一覧は以下の通りです。
地下鉄駅 | 市電の駅 |
---|---|
大通 | 西4丁目・狸小路・すすきの |
すすきの | すすきの・狸小路・西4丁目 |
豊水すすきの | すすきの・狸小路・西4丁目 |
中島公園 | 山鼻9条 |
幌平橋 | 静修学園前 |
西11丁目 | 中央区役所前 |
西18丁目 | 西15丁目 |
これを知っていると、札幌市内を移動するときの運賃を安くできます。行きは市電、帰りは地下鉄みたいな感じにすると節約になりますよ。
今回は、地下鉄は中島公園駅・市電は山鼻9条駅を使って乗り継ぎ割引を利用しました。
参考:乗り継ぎ割引対応区間