新幹線が台風で遅延・運休したら払い戻しできる?条件や払い戻し手続きについても紹介
新幹線が台風で遅延・運休する場合、払い戻しができるのかどうか気になるのではないでしょうか。
また、払い戻しができる条件についても知っておきたいところです。
このページでは、新幹線が台風で遅延・運休したときに払い戻しできるかどうかについてまとめてみました。
新幹線が台風で遅延・運休したときは払い戻し可能
台風によって新幹線が遅延・運休したときは払い戻しができます。
新幹線が運休した場合は、運賃と特急券の全額を手数料無料で払い戻せますよ。
新幹線が遅延した場合は、2時間以上(120分以上)の遅れであれば払い戻し可能です。
2時間未満の遅れでは払い戻しの対象にならないので注意しましょう。
途中駅で旅行をやめる場合
新幹線乗車後に台風で運休になってしまった場合、乗らなかった区間の運賃と特急料金の全額が払い戻し対象になります。
払い戻し手数料は無料です。
出発駅まで戻る場合
台風で新幹線が運休になった場合、出発駅まで戻ることもできます。
出発駅まで戻るときの運賃は無料になりますよ。
また、乗らなかった区間の運賃・特急料金を手数料無料で払い戻せます。
新幹線のきっぷを払い戻す方法
台風によって新幹線のきっぷを払い戻す場合は、JRのきっぷうりばのある駅の窓口で手続きを行います。
運休・遅れが発生した日の翌日から起算して1年以内に手続きするようにしましょう。
当日は駅の窓口が混雑するため、後日払い戻しの手続きをすることをおすすめします。
エクスプレス予約やスマートEXでチケットレス乗車した場合
エクスプレス予約やスマートEXでチケットレス乗車したときに2時間以上の遅れがあった場合は、自動改札機に交通系ICカードをタッチして改札を出ましょう。
後日、決済用クレジットカードに利用区間の特定額が払い戻されますよ。
新幹線が運休になったときは、改札を通る前であれば予約確認画面から自分で払い戻し手続きができます。
旅行会社で予約したきっぷを利用する場合
券面左上に「契」の表示がある旅行会社のきっぷを利用する場合は、駅窓口できっぷ券面に払い戻しの証明を受けて持ち帰りましょう。
きっぷを購入した旅行会社の案内に従って、払い戻し手続きを行います。
えきねっとやe5489できっぷを予約している場合
えきねっとやe5489で新幹線を予約している場合、きっぷ受け取り前に運休が決まったときは自動的に予約がキャンセルされます。
きっぷを受け取っている場合は、駅の窓口で手続きしましょう。
払い戻し手続きの期限は1年以内です。
定期券や普通回数券を利用する場合
定期券や普通回数券は、5日以上連続して使用できない場合に限り払い戻し可能です。
5日未満の場合は払い戻しの対象になりません。
新幹線ごとの払い戻しの条件や対応
台風で遅延・運休した場合の払い戻しの条件や対応を新幹線ごとにまとめてみました。
新幹線名 | 運休時 | 2時間以上の遅延時 |
---|---|---|
北海道新幹線 | 運賃+特急料金の全額払い戻し | 特急料金の全額払い戻し |
東北新幹線 | 運賃+特急料金の全額払い戻し | 特急料金の全額払い戻し |
秋田新幹線 | 運賃+特急料金の全額払い戻し | 特急料金の全額払い戻し |
山形新幹線 | 運賃+特急料金の全額払い戻し | 特急料金の全額払い戻し |
上越新幹線 | 運賃+特急料金の全額払い戻し | 特急料金の全額払い戻し |
北陸新幹線 | 運賃+特急料金の全額払い戻し | 特急料金の全額払い戻し |
東海道新幹線 | 運賃+特急料金の全額払い戻し | 特急料金の全額払い戻し |
山陽新幹線 | 運賃+特急料金の全額払い戻し | 特急料金の全額払い戻し |
九州新幹線 | 運賃+特急料金の全額払い戻し | 特急料金の全額払い戻し |
西九州新幹線 | 運賃+特急料金の全額払い戻し | 特急料金の全額払い戻し |
どの新幹線を利用する場合も、払い戻しの条件や対応は同じです。
品川~東京間、上野~東京・品川間、東北・上越・北陸新幹線の大宮~上野・東京間または上野~東京間で列車が運休する場合は、特急料金の差額のみ払い戻しになります。